計画は守った方がいいんでない?
妻と子供は里帰り。今日から僕は3日間自由気ままな生活なのです。里帰り前に妻に「1人の間、自転車でどこか行くの?」と聞かれ「灯台!石狩灯台いくわ たぶん」と答えた僕。某ブログで初心者向けコースとして紹介されてたので行ってみたかったのです。ルートとしては
こんな感じで考えてました。57㎞くらいならノンビリ行けば行けなくもないな、、、と。まぁ前回に初めてのサイクリングとして(糞アプリのせいで正確には不明)40㎞以上走ってるし、よく知った道だし大丈夫、、、大丈夫、、、そう、、、この計画通りなら大丈夫なハズだったのですよ。
このオレンジの線は今日僕が往路で走った道です。全然違うべや??さぁ、話を始めますか、、、
朝、もの凄く天気が良かったのです。そして札幌は今がサクラのシーズン。予定のコースでも緑の線には桜並木も入ってるので充分なんですが、、、中島公園のサクラも見たい!そう思ってしまったんですねぇ。距離も考えずに。思ったら最後。もうラフィスタは予定と真逆の方向に走り出しました。大通り公園を抜け、ススキノを抜けて
着きました!中島公園に。
サクラも咲いてます。人もいっぱい。花見に繰り出してますな。フリマもやってたりして。よく子供の服とか買いに僕もきてました。ゆっくり走り人波を抜けながら人の賑わいとサクラを観ながら幌平橋の公園出口へ
ここからサイクリングロードに降りて目指せ石狩灯台!!ジョギングや犬の散歩の人でここも人がいっぱい。でも信号ないし車いないから気持ちいい。この辺りは道もいいからラフィスタはスイスイ進みます、、、が
札幌の河川敷は冬場、除雪作業で集積された雪捨て場になるからしょうがないんですねぇ、、、ラフィスタ担いで堤防登り一般道を走ります。さっきの写真に写ってる吊り橋付近からサイクリングロードに復帰しました。さぁ仕切り直して走りますが、、、
東雁来辺りでまたコレ!しょうがないからまた堤防登り。暫く走ってサイクリングロード復帰。6月ならないと一気乗り無理なんだなぁ。ここまで来ると、殆ど人がいなくなります。大きな通りも近くにないので聞こえるのはホイールの回転音と風切り音。ラフィスタを止めると、、、ひばりの囀ずりしか聞こえない。
平和だなぁ。
ここまではね、、、
中沼で大きく左へカーブ。カーブが終わると、さぁ向かい風という地獄の始まり始まり。向かい風なのにラフィスタが左右に振られる。コイでもコイでも前に進まない。ギアがどんどん低くなってく。軽くしても辛ぁ~~い!休みてぇぇ~~~!!
ん?ケツ痛くなってきた、、、休もう
ああ、腹減ったぁ、、、休もう
う、う、馬がいる、、、休もう
こんな、、所に、、、なんか記念碑ある、、、もうずっと休もう
ああ、こんなルート来るんじゃなかった。最初のルートなら北西に進む道はなかった、、、向かい風なんて走らなくてよかったのになぁ
吹き流し暴れてんなぁ、、、マジ勘弁して欲しい、、、帰りたい、、、今帰れば追い風だ、、、
と、心がボッキリと折れかけた時に見えた風景
!!!あれは231オロロンラインに架かる橋!231越えれば石狩灯台もうすぐじゃん。体はヘロヘロだけど、、、頑張れ、、、もう少し、、、ケツ痛ぇ、、、ケツ痛ぇ、、、あああケツ痛ぇよぉ
着いた、、、石狩灯台。なんて事ない灯台だけど此処に来る為に頑張った。ローディ達が木の柵に座って休んでるけど僕はケツが痛くて座れない。もういい。帰ろう。昨夜付けたサイコンのトリップみたら40㎞だった。帰りのルートを考える。青なら27㎞、緑なら30㎞。考えるまでもない。決まりきってる。緑は体がもたない、、、特にケツ。ノンビリ帰るんだ。休みながら写真撮ったりして。桜並木は今回は諦めよう。そう、諦めよう。
で、結局行っちゃいました。
やれやれだぜ┐(´д`)┌
追伸:石狩灯台は1957年(昭和32)に松竹映画「喜びも悲しみも幾年月」の撮影現場になった灯台でした。なんて事ない灯台ではなかったんですね。ごめんなさい。
本日の走行距離 71.2㎞